4th World congress of Mental health and Deafnessで見てきたもの。No.2

No,1に引き続いて…団体の紹介を。

④ NABS(National AuslanBooking Service)
これは手話通訳派遣団体。医療機関、法律機関、政府関連の…。Visaの関係で、私が2回、国営の病院で健康診断とレントゲンを受けたときに利用したことがあります。
法律と政府のほうはInterpreter of Auslan Level3を持っている人のみ派遣されているらしいのですが、Level3を持っている人が少ない。(経験と技術によってLevel3に行けると話を聞いたことがあるのですが…NAATI(国家資格)の試験にパスする必要があるらしいです。)
医療機関ではLevel2でもOK。私のシェアメイトであるKathrynが週2回依頼が来るけど、たまたま医療に関する専門用語をちょっとだけ知っているから通訳はできるんだけど、難しいよ。でも、ちゃんとSupportがあるから大丈夫なんだけどね…難しいなーと私にぼやいてましたね。

⑤ Deaf Services of Queensland(DSQ)
時々、私のMixi日記でも出てくる団体名。本当にお世話になっているろう協会です。毎月、様々なイベントが行われていて、たまに参加しています。ろう協会による手話講習会を年に4回やっています。ろう協会の中にいくつかの部署があるのですが、今回はSLC(Sign Language Communication)から手話通訳派遣をされていて、Deafが通訳をしてました、国際手話ができる人数が少ないのと、DRI(Deaf Relay Interpreter)の役割をきちんと果たせる人がいて、SLCに登録しているそうで…。

オーストラリアの人工内耳関連の会社、Queensland Fire(消防関連)、旅行会社、州の健康福祉部?とか展示ブースに。意外なことに鉄道会社もあったのですが、その理由を聞くとDeafに対してきちんと配慮できるようなもの(文字デロップとか緊急事態のための対応とか)が不足していて、かなりDeafからクレームが来ているんだそうです。(実際にブリスベンに遊びに来た人ならわかるでしょう…)

余談です・・・。
今回のボランティアで知り合ったAged Deafから教えてくれたのですが、オーストラリアではDeafが消防車、救急車を呼ぶ時や警察を呼ぶ時、わざわざNRSまたはACEで連絡を取らなければならない。つまり、FAXや携帯のSMSを送って、呼ぶというサービスが今、ない。「TTYとかMSNを使っていたら相手が助からない!相手に何が起きたら助ける必要がある。知らない人でも助ける必要がある。だから、そういったサービスが必要なのさ。たとえば、どこかお出かけ、旅行、買いもの、スポーツするときなどにアクシデントが起きたら、TTYやMSNがないし無線で連絡したくでもできない。それってDeafは旅行するなって意味じゃないか?」と。なので、携帯会社に対して要望を出しているらしいです。その話を聞いた時、日本って恵まれているんだなと実感しましたね…。
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by akubi-25 | 2009-11-14 18:48 | Australia&New Zealan  

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